【Vol.09】猪苗代湖クルーズはいかが?【磐梯観光船】
日本国内で4番目の広さを誇る猪苗代湖(別名 天鏡湖)。猪苗代湖から北をあおぐと壮大な磐梯山があり、その山々と四季折々に見せる表情は、訪れる人々を魅了し続けています。
その景色と風を間近で感じる事のできる、レーククルージングを運営する磐梯観光船(株)の矢澤社長にお話を伺いました。
「もとは江戸時代、猪苗代湖では馬より安く荷物が運べるとして舟が利用されていたんです。時代が変わって交通の便が良くなると舟運事業から観光客を乗せる遊覧船と変化し、当時裏磐梯桧原湖でも観光開発が進んでいたことから、昭和33年に猪苗代観光船株式会社が設立されました。翌年、今の社名になったんです。」
「常々地域活性、観光事業に取り組んでますが、昨年4月、未来を拓いた『一本の水路』という安積疏水にまつわるストーリーが日本遺産に認定された事で、さらに猪苗代町の魅力を再発掘しようという想いと、地域の枠を超え会津、郡山との連携により新たなプロモーションを展開して行きたいと考えています。」
「7月29日(土)には、昨年も大好評だった納涼花火大会が湖南町で行われるんですが、その日は特別に長浜港発着で夜出航するんです。はくちょう丸に乗って頂いて、湖上から花火を見て頂けるのですが、その光景は幻想的で素晴らしいですよ。」
磐梯観光船(株)では、猪苗代湖、桧原湖でレーククルージング運航しており、猪苗代湖で代表的な「はくちょう丸」や、桧原湖では最大200名乗れる「あづま丸」などがあります。それぞれ、随時運航しており、パーティーや会議など多様に利用できる貸切運航も行っているそうです。
取材当日、はくちょう丸に乗せていただき、入社して3年目の岡本 翔(かける)さんにお話を伺いました。「学生の頃、この地を訪れて魅力を感じました。ぜひ、ここの大型船の船長になりたいと思って、迷いなく入社しました。人も温かいし、なんといっても湖上からしか感じることの出来ない、風と景色。ぜひ、みなさんにも体感してもらいたいですね!」
「この地は歴史的価値や景観美の魅力に溢れています。」と、新しい観光事業の取り組みに意欲と情熱を注ぐ矢澤社長。猪苗代湖を中心とした今後の発展に期待が高まります。
●「東日本大震災からの復興。道のりと復興を考える」講演会/7月12日(水) 会場:猪苗代町体験交流館学びいな
●会津若松駅発着 猪苗代湖上から眺める湖まつり納涼花火大会/7月29日(土) 大人:4,800円・小人:4,200円
【イベントのお問い合わせ】猪苗代湖観光推進連絡協議会 (事務局)磐梯観光船株式会社 電話:0242-62-5657
お問い合わせ【磐梯観光船株式会社】 耶麻郡猪苗代町大字堅田字宮西1060-2 電話:0242-62-5657 http://www.aizubandai.com/ |
【郡山市内のスポット紹介:猪苗代湖遊覧船】 https://www.kanko-koriyama.gr.jp/tourism/detail1-1-452.html |