【Vol.40】マメに手づくりコツコツと【有限会社まめや】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。


磐梯豆、せん豆など、大豆菓子の製造・販売で知られる有限会社まめや。 今回は郡山市鶴見坦の会社を訪ね、代表取締役の安田俊彦さんにお話をうかがいました。


有限会社まめや

【 有限会社まめや 】
まめやでは郡山市内外の大型スーパーや直売所で商品を販売するほか、物産展などにも精力的に参加しています。着色料や保存料を使用せず、素材にこだわる製品づくりが特徴で、贈答品やお土産としても安心してお買い求めいただけます。

1993年2月に福島県ブランド化特定産品選定賞、その翌月には農林水産省食品流通局長賞を受賞するなど、各方面から評価される特産品づくりに取り組んでいます。



代表取締役 安田俊彦さん

【 まめやの歩み 】
「先代が<まめや>として創業してから、本当にいろんな業種を経験しましたね」

創業から現在までの歩みについて話すのは、代表の安田さん。
まめやという屋号は煎豆業を始める前から使っていたそうで、もともと「マメに働く人」という意味だったのだとか。

「煎豆業を始めたのは1985年からなんです。それまでは駄菓子屋、ラーメン屋、牛乳の配達、雑誌の卸業まで...いろいろと経験を重ねました(笑)。先代が奉公した先の親方が体調を崩し、閉業する際に事業を受け継ぐ形で創業したのが煎豆業の始まり。大豆生産者からの委託加工を中心にやっていたところ、クチコミで徐々に依頼者が広がっていき、知人の郡山市職員から商品化の声が掛かったのです。商品の販売ではなく、あくまでも加工業としてやっていくつもりだったので驚きました」


【 商品づくりについて 】
商品づくりで心掛けているのはどんな点ですか?

「<安心・安全な原料選び>と<手づくり>は絶対に曲げないという点です。まめやの商品に特別な製法はないんです。要は手間暇を掛け、時間を惜しまずに作業することが大切だと思います。
また、消費者の味の好みやインターネット販売の普及など時代によって変化していくものもあります。それらを商品づくりに生かすことを先代の頃から心掛けています」

令和を迎えた昨年には、磐梯豆シリーズのパッケージを一新。チャック袋にすることで保存性を高めたそうです。時代によって変化するニーズに、柔軟に対応するまめや。その商品づくりには、ひたむきな努力と細やかな仕事ぶりが貫かれていました。


まめやのこれから

【 まめやのこれから 】
煎豆業の開始から35年。今後はどのような取り組みに力を入れていくのでしょうか?

「これまでの伝統をコツコツ積み重ねていくこと。35年目を迎えますが、まめやの商品を知らない方もいまだに大勢いらっしゃいます。そう考えると、まめやもしばらくは大丈夫だなと思えるんです。これから知ってもらうチャンスがあるのですから」と笑顔を見せる安田さん。

3代目となる息子さんも一緒に働いており、ともに歩むこれからについても楽しみに感じました。


先代が店名に込めた「マメに働く人」という思いは事業とともに、コツコツと受け継がれているようです。令和最初の節分には、地元で手掛けられた豆を使ってみてはいかがでしょうか。コツコツ働いた分、大きな福を呼び込める年になるかもしれません。


磐梯豆シリーズ・せん豆

【 磐梯豆シリーズ 】
白糖、甘から、あげ塩など全7種。贈答用にはセット商品がオススメです。

【 せん豆 】
せんべいと豆のコラボレーション。おつまみにもぴったりな商品です。

お問合せ【有限会社まめや】
電話:024-922-4517
【郡山市内のスポット紹介:有限会社まめや】
https://www.kanko-koriyama.gr.jp/tourism/detail3-9-442.html

【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20200131
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。