【Vol.50】人と人とを繋ぐ場所づくり【株式会社エフライフ】
【Vol.50】人と人とを繋ぐ場所づくり【株式会社エフライフ】
~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。
地域の「食」と「職」に出逢えるローカルスナックが郡山駅前にあることをご存知ですか?
そんな『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』を運営する株式会社エフライフを訪ね、代表取締役社長の小笠原隼人さんにお話をうかがいました。
【 株式会社エフライフ 】
福島県内の日本酒とおつまみがセットで定期購入できる『fukunomo』や、セルフで地酒が飲み放題のローカルスナック『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』など幅広い事業を展開する株式会社エフライフ。
埼玉県出身でIターン移住をした、小笠原隼人さんが新たな視点で県内の魅力を発信している会社です。
2020(令和2)年の8月には<あなたを家でひとりにさせないカレー屋さん>をコンセプトにした『with curry』をオープンしました。
【 SHOKU SHOKU FUKUSHIMA 】
「福島県にはお酒はもちろん、鯉やブランド野菜など、魅力的な物が沢山あります。しかし、その魅力に気づいていない地元の人が沢山いる。そう感じたんです。」
『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』を始めたきっかけについて語るのは、代表取締役社長の小笠原さん。
「県外の人に福島の、そして郡山の魅力を発信するならば、まずは地元の人がその魅力に気づき、自信を持って発信する必要がある。それが地産地消の価値だと考えています。そこで<地元の人が、地元の魅力に気づける場所>として『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』を始めました。」
県外へ向けて福島の酒をPRする『fukunomo』と、県内の人に向けて作られた場所『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』。そのどちらもが、福島の魅力を発信するという思いから始まったものでした。
【 食と職 】
『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』の一つ目の『SHOKU(ショク)』は『食』のことだとうかがいました。それでは、もう一つの『SHOKU』にはどんな意味が込められているのでしょうか?
「もう一つのSHOKUは『職』。つまり魅力的な人、そして仕事との出逢いという意味です。自分が望むような仕事があるかどうかというのは、地方に人が残るかどうかの大切なポイントだと思います。地元で楽しく、自分らしく働いている人と接することで自分の世界が拓けてくる。そんな思いからこちらの店舗では、魅力的な人と出逢う様々なイベントを開催しています。私たちが面白いと思う人にカウンターに立ってもらい、参加者の方と触れ合う機会を提供しているんです。」
福島県の食と職の魅力を発信し続けるこちらのお店。そこには、県外出身の小笠原さんならではの視点が活かされているのだと感じました。
【 新型コロナウイルス感染症拡大を経験して 】
8月にオープンした『with curry』ですが、どのような経緯があったのでしょうか?
「『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』の店舗を郡山駅前に移転し、以前よりもお客様に足を運んでいただきやすくなりました。そして4月に従業員を増やして、これから...というタイミングでの緊急事態宣言。世間的にも人と会えない状況が続きました。テイクアウトに対応したお店が増える一方、誰かと一緒に食卓を囲めないのはつらいと思ったんです。そこで、ライブ配信をしながら同じ物を食べれば、孤独が解消されるのではないかという思いから<あなたを家でひとりにしないカレー屋さん>がスタートしました。」
アフターコロナの将来、『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』の雰囲気をそのままに、東京にも店舗を構えたいと語る小笠原さん。
店舗でも、オンラインでも、人と人を繋ぐ場所を作っているのだと感じました。
我慢の時間が続く今、物理的な距離があっても繋がれる場所が存在します。そんな場所で、福島の地酒と美味しいカレーを味わってみるのはいかがでしょうか?
【 fukunomo 】
福島からあなたへ。美酒と美肴のマリアージュ。オンライン蔵見学+蔵元とオンライン呑み会ができる日本酒定期購入サービスです。選りすぐりのお酒と、蔵人自らが選んだおつまみを毎月お楽しみいただけます。
【 起業を考える方のお手伝いも 】
起業や新たな挑戦を考えている方をパートナーとしてサポート。その選択肢の一つとしてクラウドファンディングの提案もしています。自社で取り組んだクラウドファンディングの経験を活かし、挑戦者をサポートしています。
お問合せ【 株式会社エフライフ 】 電話:024-983-3222 |
【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20201225
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。
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