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【Vol.57】福島県を代表するワッフルを目指して【有限会社モン・リブラン】

【Vol.57】福島県を代表するワッフルを目指して【有限会社モン・リブラン】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。


郡山市にある、アメリカンワッフル専門店はご存じですか?一つひとつ手づくりにこだわり、優しい味わいが特徴のワッフルです。そんな有限会社モン・リブランを訪ね、代表取締役の山田崇さんにお話をうかがいました。


モン・リブラン

【 モン・リブラン 】
1979(昭和54)年、郡山市安積町荒井 (旧本店)にて創業。40周年を迎えたアメリカンワッフル専門店です。
生クリーム、イチゴ、チョコなど定番の9商品に加え、季節限定の商品も人気。

そのほか、郡山市のご当地グルメ『クリームボックス』など、種類豊富なパンも販売しています。

店頭での販売以外にも、百貨店などの催事販売も積極的に行っています。


代表取締役 山田崇さん

【 モン・リブランについて 】
「一番最初に<会社を継ぎたい>と思ったのは、幼稚園に通う頃でした。」

代表取締役の山田崇さんは、幼い日を思い返しながらこう続けます。

「父が経営していた会社ですが、本格的に継ぐことを意識し始めたのは10年ほど前。こう話すと、幼い頃の夢が叶ったという状態なのですが、実際に会社を継ぐことは想像していた何倍も大変でした(笑)。
会社では元々海鮮珍味などを販売していましたが、ベーカリー事業の立ち上げや、ワッフルの製造スタートなどを経て現在に至ります。」

ベーカリー事業の立ち上げや、ワッフルを始めるきっかけには偶然の出会いと、人とのつながりがあったのだといいます。


【 震災を経て現在へ 】
これまでに苦労されたのはどんなことでしょうか?

「やはり震災直後の風評被害でしょうか。当時は百貨店にテナント出店をしていましたが、軒並み閉店せざるを得ない状況でした。
それからは、テナント出店時のツテを通じて、東京での販売に動き出しました。各JR駅構内や、百貨店などの催事販売へとシフトチェンジしていったんです。現在は、関東をはじめ北は札幌から大分まで販路を拡大し、様々な企業ともお付き合いいただけるようになりました。」


モン・リブランのワッフル

【 福島県を代表するワッフルを目指して 】
モン・リブランの強みはどんなところでしょうか?

「震災以降に得た外販力と、フットワークの軽さですね。やはり移動販売ができるというのは、かなり強いと思います。町のパン屋さんとして、店舗販売のみでは対応できることが限られてしまいますので、県外でも販売できるというのは大きいですね。
今後の展望として、ワッフルの製造数を増やすことを考えています。現在、安積店では商品製造を1ライン4名のスタッフで対応しているのですが、一つひとつ手づくりにこだわっているため、どうしても製造数に限界があります。そのため、製造ラインを増やしたり、広い場所への移転などを将来的に考えています。ゆくゆくは、『福島県といえば、モン・リブランのワッフルだよね』と言ってもらえるような商品、会社を目指しています。」

手づくりの食感や味わいにこだわり、貫いているモン・リブランの商品。種類も豊富で、個包装のため親しい方への贈り物にもぴったりです。


モン・リブラン

【 モン・リブラン 】
店頭では、10種類のワッフルのほか、クリームボックスや予約限定のアップルパイなど、人気のパンも目白押しです。

【 8月の期間限定商品 】
8月の限定商品は、八朔クリームワッフルです。夏らしく、さっぱりとした柑橘系のフレーバーを使用しています。

お問合せ【 モン・リブラン安積店 】
電話:024-947-1618

【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20210730
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