【Vol.58】街歩きで郡山の魅力を発信!【ボランティア英語ガイド CLOVER】
~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。
郡山市内を英語で案内する、女性5人組からなるボランティアガイドが存在することをご存じですか?
そんなボランティア英語ガイド CLOVER(クローバー)を訪ね、メンバーの皆さんにお話をうかがいました。
【 ボランティア英語ガイド CLOVER 】
外国人旅行客向けに、ボランティア英語ガイドとして活動しているクローバー。
安積開拓の歴史や、郡山市の伝統・文化について英語で案内しています。
2019(平成31)年には、「日本遺産一本の水路ブランド」に認証され、翌2020(令和2)年に「まちづくりハーモニー賞」を受賞するなど、その活動は地域にも認められています。
【 活動のきっかけ 】
「活動のきっかけは、英会話教室での偶然の出会いでした。」
4年前の出会いを振り返るのは、メンバーの鈴木美枝子さん。
「当時、福島県が募集する福島地域通訳案内士育成のための研修会があり、興味を持った私は資格を取得。<郡山市の魅力を外国人観光客へ案内したい>という漠然とした思いはあったものの、資格を生かす機会はありませんでした。
そんなときに、英会話教室で同じ思いをもつ3名の仲間との出会いがありました。同じ資格を取得していたメンバー、飯田さんの提案で<街歩きボランティアガイド>としてクローバーの活動をスタートしました。その後は、観光協会の魅力再発見のワークショップや、市役所が開催する日本遺産の勉強会などにも積極的に参加し、観光協会のホームページにクローバーの活動を掲載いただいたことから、ガイドの依頼が一気に増えました。現在は新メンバーも迎え、5名で活動しています。」
【 クローバーの活動について 】
これまでにどんな活動をされてきたのでしょうか?
「外国人ゲストと街歩きをしながら、日本遺産に認定された安積開拓に関する名所や、郡山市内を英語で案内するというのが主な活動です。言葉だけでなく、写真やイラストなどを交え、分かりやすく、面白いと感じていただけるようお伝えすることを心掛けています。街歩きは、設定しているコース以外でもゲストの要望にできる限り臨機応変に対応しています。2018年には、インド大使館からお申し込みをいただいたこともありました。その際は、ゲストの空き時間を利用してのご案内でしたが、郡山市のランドマーク『ビッグアイ』、饅頭作り体験をはじめ、駅前だけでできる観光案内を実施。翌日も急遽、福島県内を案内することとなり、ゲストには大変喜んでいただけました。後日、インド大使館へ招待を受けたのですが、私たちのおもてなしの気持ちが伝わったことが、本当に嬉しく貴重な体験ができました。」
【 街歩きで郡山の魅力を発信 】
今後はどんな活動を考えているのでしょうか?
「現在はコロナ禍で、インバウンドが難しい状況です。なので、今できることから取り組みたいですね。例えば、郡山市内にお住まいの外国人の方を対象にツアーを開催したり、オンラインで旅行気分を味わっていただいたりするのも面白いかもしれませんね。クローバーとして活動を始めてから、いろんな人たちとの出会いが財産となっています。ゲストと街歩きをすることによって、郡山市の魅力に気づかされることもたくさんあり、興味のあることを深く調べて心を揺さぶるストーリーを伝えたいと考えるようになりました。今後も、一人でも多くのゲストに笑顔でツアーを楽しんでもらえるよう<街歩き>というコミュニケーションを通して、地元の魅力をたっぷり詰め込んだガイドの活動を続けていけたらと思います。」
偶然の出会いからスタートしたクローバーの活動、その活動一つひとつが今後も、郡山市の魅力を海外へ発信し続けるのだと感じました。
【 茶道体験 】
麓山荘では、日本ならではの茶道体験をしていただきます。
【 安積開拓の歴史に触れる 】
麓山通り、開成山地区をウォーキングしながら、安積開拓の歴史を分かりやすくお話させていただきます。
ガイド料:無料
※お茶代や昼食代、交通費等については実費でご負担ください。
お問合せ【 ボランティア英語ガイド CLOVER 】 E-mail:clovertour39@gmail.com |
【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20210831
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。