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【Vol.61】郡山から全国に負けないブランド牛を。【うねめ牛を育てる会】

【Vol.61】郡山から全国に負けないブランド牛を。【うねめ牛を育てる会】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。


郡山市を代表するブランド牛"うねめ牛"はご存じですか?「うねめ牛を育てる会」は、そんなうねめ牛の質を高め、その美味しさを広めるため活動しています。うねめ牛を育てる会会員の伊東清明さんを訪ね、お話をうかがいました。


うねめ牛

【 うねめ牛を育てる会 】
2004年頃に伊東清明さんを中心として設立。会員それぞれが独自の方法で質の高い牛の肥育に取り組んでいます。

うねめ牛は、黒毛和種の雌牛で郡山市内で約20カ月肥育した等級A4以上のもの。
和牛肉の脂身のくどさがなく、赤身と脂身の旨味がしっかり調和した味わいが特徴。全国JAグループ共励会で三度、最優秀賞に輝きました。


うねめ牛を育てる会の伊東清明さん

【 うねめ牛を育てる会設立のきっかけ 】
「<郡山でも、他県のブランド牛に負けないような牛が作れる> ということを伝えたいと思い、会を設立したんです。」と、うねめ牛を育てる会設立当時を振り返る伊東清明さん。

「郡山では元々雌牛の肥育が盛んでしたから、三重県の松阪牛のようにブランド牛の産地になりうると思ったんです。現在は、餌の種類や肥育する環境など、会員それぞれの取り組みが実りはじめ、直売所や飲食店など、うねめ牛の取り扱いも増えてきたと思います。私が肥育の際に心掛けているのは、できるだけストレスを与えないこと。じっくりのびのびと育てています。」


【 畜産のやりがい 】
畜産のやりがいはどんなところに感じるのでしょうか?

「親の代から牛の肥育をしていて、私が家業として継いでから今年で30年ほどでしょうか。やりがいはやはり手掛けた牛を『美味しかった』と言ってもらえたとき。畜産をやっていて良かったと感じる瞬間ですね。」


郡山から全国に負けないブランド牛を

【 郡山から全国に負けないブランド牛を 】
目指す将来像について教えてください。

「何か新しいことを始めるというよりは、これまで通り品質の高い牛を肥育し続けることですね。10年前には震災による風評被害により、私たちが手掛ける牛肉価格の低下。また、昨年からの新型コロナウイルス感染症拡大など、大変なことはたくさんありましたし、その度に辞めていく畜産仲間たちをたくさん見てきました。しかし、どんなに厳しい状況でも、負けずに続けていくことが一番大切だと思うんです。そうして、郡山から全国に負けないブランド牛を育てていきたいと思います。」

情熱を持ち、うねめ牛の肥育を続けていく伊東さん。
今年一年頑張った自分へのご褒美に、そんなうねめ牛を贈ってみるのはいかがでしょうか?


【 うねめ牛が購入できるお店はこちら 】
・(株)ビーフふくしま https://www.beef-fukushima.jp
・(株)鈴畜中央ミート https://egomabuta.com
・桜八 https://29sakuraya.com

【 うねめ牛が食べられるお店はこちら 】
・居酒屋 安兵衛 https://www.fukulabo.net/shop/shop.shtml?s=243

お問合せ【 うねめ牛を育てる会 伊東清明さん 】
電話:024-952-2374

【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20211130
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。

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