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【Vol.63】地域に密着した商売を。【きのこ総合センター株式会社】

【Vol.63】地域に密着した商売を。【きのこ総合センター株式会社】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。


郡山市西田町で、きのこをはじめとした自社加工品の製造・販売を行っている、「きのこ総合センター」。今回はきのこ総合センター株式会社を訪ね、代表取締役社長の佐藤尊政(たかまさ)さんにお話をうかがいました。


きのこ総合センター株式会社

【 きのこ総合センター株式会社 】
1984(昭和59)年に創業。
現在は、乾燥きのこ類やきのこご飯の素、きのこミックス水煮、うどん・そばの具など、きのこ加工品をはじめとした商品の製造と販売を行っています。

西田町の加工所のほか、田村郡小野町と栃木県日光市に直営店を構えています。

また、商品は、WEBショッピングサイト「きのこの杜」でも購入可能です。



佐藤尊政さん

【 きのこ総合センターの佐藤尊政さん 】
「もともと食べることが好きで、食に携わりたいという思いから、25歳のときにこの会社へ。父が営んでいた会社ですので、幼い頃から働く父の姿を見て育ちましたし、実際に作業を手伝ったりもしました。なので、きのこ等の野菜がずっと身近にあったんですね。物心ついたときにはぼんやりと、<将来は父の仕事を継ぐんだ>と考えていました。」

そう話すのは、代表取締役社長の佐藤尊政さん。

「現在、取り組んでいることを仕事だと思っていないんです。好きでやっていることなので。また、自社で加工から販売まで行うので、お客様のニーズに合った商品づくりが可能です。そんな強みを生かして、今後も食に携わっていきたいですね。」


豊富な商品はなんと100種類以上!

【 豊富な商品はなんと100種類以上! 】
「商品はざっと100種類以上あると思います。中でも人気なのが干しいも。機械乾燥が一般的ですが、私たちはビニールハウスで一週間天日干しにしています。そうすることで甘味も一層増すんですよ。手間と時間はかかりますが、すべてを手作業、手づくりにこだわることで『また買いたい』と思ってもらえるような商品づくりを心掛けています。食べて美味しくなかったら『また買いたい』とは思ってもらえませんから、手間は惜しみません。」

干しいもの他、社名にもなっているきのこの関連商品や、山菜、ごはんの素なども人気です。


地域に密着した商売を

【 地域に密着した商売を 】
目指す将来像を教えてください。

「<地域に密着した商売>でしょうか。今後はなるべく県産の食材で商品づくりができればと考えています。例えば、このあたりの遊休地を活用して畑にする。そこでサツマイモやナスなどの野菜を栽培したりとか。地元農家と協力し、栽培やものづくりし、それを商品化していきたいですね。そんなふうに、地域全体で取り組めるような事業を今後も考えていきたいです。」

<地域に密着した商売>の一歩として、佐藤さんは『農事組合法人葵ファーム』を立ち上げました。<ものを作ることで、それに関わる人が幸せになれるような仕事を>と話す佐藤さん。佐藤さんが地域を巻き込みながら手掛ける商品づくりから、これからも目が離せません。


干しいも(11月~3月限定)
【 干しいも(11月~3月限定)】
サツマイモの中でも甘味の強い、国産の紅はるかを干しいもにしました。しっとりとした上品な甘さが特徴です。

【"ちたけ"を使った商品 】
栃木県の郷土料理「ちたけそば」に欠かせないきのこ「ちたけ」。
風味豊かな出汁がとれるちたけを、佃煮や水煮、「うどん・そばの具」でお楽しみください。

商品の購入はこちらから〈ショッピングサイト「きのこの杜」〉
http://kinokonomori.cart.fc2.com/

お問合せ【 きのこ総合センター株式会社 】
電話:024-972-2214

【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20220131
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。

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