【Vol.51】信念と熱意をもって焼き上げるパン【パン工房 エル・ハイナー】
~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
福島のタウンサイト「ふくラボ!」と共に郡山の魅力をご紹介します。
本格欧風パンやドイツ菓子が味わえる地域のパン屋さんが、郡山市富田町にあることをご存知ですか?
そんなパン工房 エル・ハイナーを訪ね、代表取締役の佐藤正行さんにお話をうかがいました。
【 パン工房 エル・ハイナー 】
開業から今年で45年を迎えるパン工房エル・ハイナー。看板メニューの『イタリアンツナ』をはじめ、毎日50種類以上の欧風パン・ドイツ菓子を焼き上げています。店頭販売だけでなく、学校やイベント等での移動販売も行っています。
現在は期間限定で"鯉バーガー"も販売。鯉の身と長芋のパテをサクサクに揚げ、自家製のバンズに挟んだオリジナルメニューです。
地元食材にこだわり、確かな品質と美味しさのパンが味わえる、地域のパン屋さんとして親しまれています。
【 欧風パンの美味しさに魅了され 】
「県内出身なんですが、就職のタイミングで神戸に行くことに。そこで欧風パンとドイツ菓子に出会ったんです。こんなに美味しいパンがあるのかと衝撃を受けました。」
パンの道を志すきっかけについて語るのは、代表取締役の佐藤正行さん。
「私が魅了された欧風パンを郡山でも広めたいと考えて、開業しました。」
<美味しいパンを郡山で>という純粋な思いがエル・ハイナーの原点にはあるのでした。
【 障害がある方へ働く場所を提供 】
エル・ハイナーでは、30年ほど前から障害がある方への支援も行っているといいます。具体的には、どのような取り組みをされているのでしょうか?
「支援学校などから子供達を受け入れて、一緒に働いています。きっかけは郡山市桑野に店舗を出していた頃に、支援学校の関係者から『子供達が働く場所がない』という話を聞いたこと。パン作りであれば支援学校の子供達にもできるのではないかと思い、受け入れをスタートしました。現在も4名の方が働いており、家から通うことができない2名と一緒に生活しています。」
子供達にパン作りを教えていて一番の楽しみは、日々できることが少しずつ増えていくことなんだそうです。
【 信念と熱意 】
パン作りでこだわっているのはどんなことでしょうか?
「手作りなので絶対的に美味しい物でなければいけないと考えていて、子供達にも基本に忠実に教えています。食材もなるべく地元の物で、本当に良い物だけを使用することですね。現在は郡山市で開催中の鯉食キャンペーンの一環として、期間限定で"鯉バーガー"を販売しています。きっかけは郡山市の関係者からお声がけいただいたことでした。パンと鯉というとミスマッチな感じがありますが、何かできないかと試行錯誤の末に鯉バーガーが完成しました。鯉に合うように、パン粉からオリジナルで作っています。子供達と働くようになってからはこのようなお声がけや、バックアップもしていただけるようになったんです。これからもお客様に美味しいと言っていただけるようなパンを作り続けていきたいですね。」
と笑顔で語る佐藤さん。その言葉の一つ一つからは<パン作りへの確かな信念>と<子供達に働く場所を提供したいという強い熱意>を感じました。
【 イタリアンツナ 】
ハードロール系生地の中に、ツナやオニオンをマヨネーズであえた具材が入った、エル・ハイナーの人気No.1メニューです。
【 鯉バーガー 】
第6弾が好評開催中の「鯉食キャンペーン」。そのコラボメニューとして、エル・ハイナーでは「鯉バーガー」を販売中です。
3月14日(日)までの開催の為、お見逃しなく。
▼「鯉食キャンペーン2021 今年も"こい"しよう!~大好評第6弾‼~」 開催!
https://koriyama-koikoi.com/
お問合せ【 パン工房 エル・ハイナー 】 電話:024-951-8967 |
【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20210129
取材の様子もご紹介!ぜひご覧ください。