【Vol.36】本場・本格・本物をモットーに!【株式会社みよし堂】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
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郡山市麓山にある和菓子のお店、みよし堂。代表的な商品「くるみゆべし」は、食べたことがある人も多いのではないでしょうか?今回は代表取締役社長の齋藤伸一さんにお話をうかがいました。


みよし堂

【 株式会社みよし堂 】
郡山の地で半世紀近く和菓子店を営んでいるみよし堂。昭和30年代に、独自の製法で発売したくるみゆべしが当時の駅売店で大評判となり、現在の代表である3代目がそのレシピに改良を加えました。健康志向の現代人に合わせて「くるみたっぷり甘さ控えめ、つるっぷりの食感」という、どこにもない食べ応えのゆべしに仕上げたのだといいます。
現在では、東京の有名百貨店や大手スーパーマ―ケットでもみよし堂の商品が取り扱われているのだとか。
ゆべし商品のほか「丸deアーモンド」や「丸ごま」など、素材の魅力を生かした商品が数多く店頭に並びます。


代表取締役社長 齋藤伸一さん

【 みよし堂のこだわり 】
「郡山で和菓子店を開くきっかけは、2代目が人形焼きを郡山の人へ広めようとしたことでした。栃木県の奈須郡小川町から商売の町、福島県郡山市へ移転。人形焼きをはじめ、さまざまな和菓子を製造しました。その中で、2代目がオリジナルの製法でくるみゆべしを販売。現在でも少しずつ味に改良を加えています」と代表取締役社長の齋藤伸一さん。

みよし堂のくるみゆべしは、長年郡山の人々に愛されいますが商品づくりのこだわりはどんなものがありますか?

「<本場・本格・本物>をモットーに毎日商品づくりへ取り組んでいますね。食品を手掛けている以上、当たり前の事かもしれませんが、美味しくて安全、品質の良い商品をお客様にお届けしたいというのが一番のこだわりでしょうか。たとえば、今年の8月に発売したマカダミアゆべしでは、カリフォルニア産の最高級マカダミアナッツを素材として使用し、その日使う分だけを焙煎しているんです。<素材の持ち味を極力活かす>それがお客様の笑顔につながると考えています」
食の安全が重要視される現代で、みよし堂では安全なだけでなく美味しさと品質にもこだわった和菓子が楽しめます。


代表取締役社長 齋藤伸一さん

【 震災を通して 】
半世紀近く和菓子店を続けるうえで、苦労したのはどんなことでしょうか?
「苦労を苦労とは思わないので、あまりないですね(笑)強いて言うならばやはり震災の直後でしょうか。高速道路が甚大な被害を受け、流通が完全に止まってしまいました。東京の百貨店にも商品を卸していましたから、非常につらかったですね。流通が徐々に回復すると今度は風評被害。そんなときにお客様から、励ましの声をたくさんいただいたんです。中でも嬉しかったのが『福島県の食品は現在、風評被害を受けているけれどみよし堂の商品だから信用して購入しています』というもの。<本場・本格・本物>を貫いてきて良かったと思うのと同時に、お客様のあたたかさを感じました」

これからのみよし堂について、今までしてきたことを続けていく事が最も大事だと語る齋藤さんの言葉からは、商品づくりと素材選びへの確かな信念とこだわりを読み取ることができました。


マカダミアゆべし丸deアーモンド

【 マカダミアゆべし 】
オーストラリア産マカダミアナッツを丸ごと使ったナッツたっぷりのゆべし。ヘーゼルナッツやカシューナッツが練りこまれたこだわりのナッツ生地と、マカダミアナッツの風味が口いっぱいに広がります。

【 丸deアーモンド 】
アーモンドを丸ごとバタースカッチで固めたおせんべい。食べ応えも十分な商品です。

お問合せ【株式会社みよし堂 本店】
電話:024-995-3440
【郡山市内のスポット紹介:株式会社みよし堂】
https://www.kanko-koriyama.gr.jp/itiba/meika_member/miyoshi.html

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