【Vol.76】プロスノーボーダーのいる写真店。【有限会社 正円堂】

~郡山市観光協会 × ふくラボ!presents~
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郡山市内に、プロスノーボーダーがいる老舗写真店があることをご存じですか?
今回は有限会社正円堂の5代目、塩谷陸さんにお話をうかがいます。


有限会社 正円堂

【 有限会社 正円堂 】
1900(明治33)年に印鑑、ハンコ、眼鏡屋として創業。2代目の頃からはカメラの販売も行っていたといいます。3代目の折、カメラ販売から撮影の事業へと展開し現在へ至ります。

現在は、写真撮影と映像の撮影・編集までを一括して行う写真屋兼ムービープロダクションです。

5代目はプロスノーボーダーとしての経歴を持ち、その経験から見える風景や躍動感を捉えた映像美が魅力です。


塩谷陸さん

【 5代目の塩谷陸さん 】
「家業として写真屋をしていて、幼い頃から『将来的に家を継ぐんだ』と考えていました。本格的にこの世界に入ったのは19歳の頃です。」

そう話すのは、正円堂の5代目、塩谷陸さん。

「現社長の父が倒れたため、思っていたよりも早いタイミングでこの世界へ身を投じることに。当時は、サブカメラマンとして撮影に同行し、現場でどう動けばよいか、カメラの設定や撮影技術などを覚えていきました。誰かに教わるというよりは、様々な撮影を経験することで身に着けていったという感じです。やりがいは、写真や映像など、自分の手がけた作品がお客様や見た人に評価された瞬間ですね。」


スノーボード×カメラ

【 スノーボード×カメラ 】
5代目の塩谷陸さんは自身の経歴を生かし、独自の撮影スキルも強みに。

「私はカメラマンであると同時にプロのスノーボーダー。普通のカメラマンでは撮影が困難なロケーションでの撮影が可能です。中でもスキー場を滑走しながらの撮影は、他が真似しようと思っても簡単にできることではありません。また、"こう撮ったらかっこいい"とか、"迫力がある"という感覚も、競技としてスノーボードをやっていたからこそ感じるものかもしれませんね。それらを撮影に生かせることが強みだと思います。雪山はもちろん、山、川、海など、持ち前の機動力が生きる撮影が得意です。ただ撮影するだけではない、1段階上の品質をお届けしていけたらと考えています。」


楽しく、新しく

【 楽しく、新しく 】
目指す将来像があれば教えてください。

「<新しいことに取り組む>こと。今後私が会社を運営していくうえで、つまらない会社にはしたくないし、同じことだけをやって20年、30年と過ごしたくはない。そこで新しいことの一つとして始めたのが、企業向けSNS用ショートムービーの撮影です。スマートフォンや小型カメラで撮影するため、通常の撮影よりも機材や手間が少なく、安価で受けることが可能です。今後は、事業や自分の撮影スキルを自身で発信し、楽しくやっていけたらと考えています。」

プロスノーボーダーが考える<新しいこと>から、今後も目が離せません。




正円堂の作品

【 正円堂の作品 】
3代目が撮影。昭和33年頃、開成山五十鈴湖の水面に映える安達太良山(上)。
4代目の映像作品。平成5年頃、雪の会津路を力走するD51/POWER RUN(左下)。
5代目が撮影。厳冬期に訪れた、磐梯山、山頂から望む猪苗代湖と会津の雪景色(右下)。

【 Instagram 】
SNSでは、正円堂の手がけた作品を多数アップロード中。ぜひチェックしてみてください。
https://www.instagram.com/shoendo_film/

お問合せ
【 有限会社正円堂 】

電話:024-922-0811
ホームページ:https://shoendo-website.com/

【ふくラボ!郡山探検隊ページはこちらから】
https://www.fukulabo.net/is.shtml/labonews/hitomono-20230228
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